2013年11月2日土曜日
1X12A012 石島 祥司 A++
東京を積層する巨大な塔にみたて、都市の建築群を束ねた。足元が小さな住宅で集められているのに、上にいくのにしたがって、建物が大きくなっていく。ところどころに首都高が巻きついて、東京時代がひとつのカタマリとなってせまってくる。(高橋)
1X12A177 宮嶋 春風 A++
東京の都市に渦巻くエネルギーをコンサートやスポーツイベントに集まる群衆で表現し、それを宗教的な熱狂になぞらえたと解釈される。ディテールが丁寧に描かれており、その結果、全体的に説得力がある作品に仕上がっていることが評価できる。(安東)
1X12A033 大池 里英 A++
「今日も月は出なくて」
東京の風景のアイコンであるビルがクレーンで高く積み上げられ、その塔の先端が月に突き刺さっている。未来の世界では、もしかしたら月が存在していないのかもしれない。月は東京時代に無くなったという未来人の誤読を、寓話的に絵にしている。緻密な描き込みと、塗料をこすりつけたような表現がおどろおどろしい世界を演出している。(和順)
1X12A107 竹田 顕哉 A++
地球温暖化が進行した後の、水没し廃墟化した都市、東京として刻印された「東京時代」を描いたものだろう。樹木の緑が建物の頂部にはえている風景は逆に豊かさも感ずるものとなっているが、現在の地球環境の認識に依拠しているのが、好感がもてる作品。(入江)
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