設計演習

2013年11月21日木曜日

C6  後期第6課題 「Filtration」



Filtration
設計演習C 第6課題 出題者 安東陽子


フィルトレーションとは一般に液体中の固体粒子を分別する技術です取り除きたい粒子のサイズに応じてフィルターの目の細かさを調整したり複数のフィルターを使ったりしますフィルターに残ったものと通過したもの の間には「大きさ」という尺度ではっきりとした区別が生まれます身のまわりにある現象もの考え方などにかける「フィルトレーション」 について考え作品で表現してください


提出物:映像(CD-Rに焼いて提出) 20秒間+最初と最後にクレジット(タイトル、学籍番号、氏名) CDにも学籍番号、氏名、携帯番号を直接明記して提出のこと。 動画の形式はmov、flv、mp4、avi等で重くしすぎないよう留意すること。



出題日:11月6日(水)
提出日:11月12日(火)12:00~19:00 入江研究室ラウンジ前にて提出 講評日:11月20日(水) 

1X11A101 谷口 玄剛  A+++


1X12A186 森田 瑞葵  A+++


1X12A165 前田 直哉  A+++


1X10A143 藤波 勇次 マルコム  A++


1X12A169 松木 直人  A++


1X12A170 松田 雅央  A++


1X12A010 安藤 耀司  A++


1X12A037 太田 紀子  A++


1X12A107 竹田 顕哉  A++


1X12A033 大池 里英  A++


1X12A092 鈴木 登子  A++


1X12A082 鈴木 明世  A++

1X12A046 落合 悠斗  A++


1X12A082 清水 有愛  A++


2013年11月15日金曜日

C5 後期第5課題「塔(重力の物語)」

C5   後期第5課題「塔(重力の物語)
出題:高橋
ドローイング課題

塔(重力の物語)

塔の内部を切り出して描きなさい。


1. 塔全体を見せる必要はない。部分を切り出すこと。
2.用紙は縦に使っても横につかってもよい。
3. 塔の内部を表現する。(外観は描かない)
4. 単なる構造物としての塔ではなく、そこに物語性を見出すことができる塔とする。物語が積層されていく結果として塔がそこにある。部分を切り出すことによって前後の物語がみえてくる。


275×275  屏風閉じ 表紙1枚を含め3枚以上
(最低でも見開き2枚分は描くこと)
出題:10/30
提出:11/6 13時30分

講評:11/13

1X12A186 森田 瑞葵  A+++






郵便局の内部だろうか。使命を果たす局員の姿が清々しい。郵便の仕分けは線材によって(線描によってか)下から上へ、そして区域づけられた情報がさらに上階へ、スタンプは押され、さらにその上へと線描をつづけながら上へ運動していく。郵便という生活の舞台の運動を題材として、内部がどの位の広がりで伸長するのだろう。生活の事象に視点を焦点づけた塔の作品。(入江

1X12A030 遠田 明音  A+++





塔を地獄にみたて、グラフィカルな地獄絵図を構成してみせた。そこにクモの糸がたれている地獄絵図のもつ、恐ろしさと、ほのかなおかしさが絶妙に表現されている。(高橋)

1X12A184 森 聖  A+++




塔の中に塔が入れ子になった作品。無限の空間を表現しようとした作品が多かった中、小屋程度の空間をあえて設定し、その中に世界が納められてしまっている点が非常にユニーク。エントツ、ハシゴ、室外機など、人間スケールのオブジェクトを配している点も表現の効果を一層強めている。(山本)

1X12A187 矢嶋 優太  A+++





「ムジントウ」砂漠の中に白く長くそびえる塔を遠くから眺めている人が描かれている。塔の入り口から覗いた内部には、ごつごつとした岩を取り囲むようにして住居のような建物が上へと無数に積まれている風景が現れた。砂漠の黄色、白い塔、カラフルに着色された建造物とコントラストの美しい物語のページは進んでいく。絵の切り取り方にセンスがあり、全体に大変美しい完成度の高い作品に仕上がっている。(安東)

1X12A147 林 誠  A++




「変身」カフカの「変身」を思わせる、ある日、虫(ここではゴキブか?)に生まれ変わってしまった状況が描かれているようだ。カフカの虫が出られなかった自室が、ここでは塔のような閉ざされた空間におきかえられた。下水管からしたたる水の白と、空間の淀んだ色のコントラストが美しく、この作品の特徴がよく表現されている。(安東)