設計演習

2013年5月29日水曜日

1X12A060 木村 真拓  A++



箱の底には、新聞の祭りの記事や、戦争の記事が貼られ、その上から新聞の切り抜きから作られた蝶が標本として展示されている。人間の営為や、社会的事件に対し、それとは無関係に空を飛んでいた蝶が新聞記事という情報を持ち、標本化されることによって、作者は何かしらのメッセージを主張しているのではないか。情報が箱の中でアッサンブラージュされた瞬間に、その情報の持つ意味は消え、蝶が象徴として私たちのイメージに残る作品である。(松岡)

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